医療IT科の教員をしています。コンピュータシステム基礎、アルゴリズム基礎、人体構造機能論、医療統計学などを主に1年生に教えています。授業以外では専門学校体育大会など、学生の引率や、情報システムの担当窓口もしています。学生時代は農学研究科で、両生類の研究をしていました。両生類の生態調査や実験で成果を出す面白さを知りました。また、大学院時代にティーチング・アシスタント(学部生の実験、演習などで補助する)をして教える面白さを感じ、教育現場に興味を持ったのが教員を目指したきっかけです。学生に医療研究の楽しさを知ってほしいと思いながら、日々教えています。
教育は成果が見えづらいところもありますが、学生がコンテストで入賞したり、資格試験に合格したりした時が、達成感を感じる瞬間です。「先生に教えてもらったから」「一緒にやったから」などと感謝されるとうれしいですね。初めて授業を行ったとき、学生にはこちらが教えたいことがあまり伝わっていないと感じました。では、どうしたらもっと理解してもらえるのか。解決するために、説明の中に彼らの興味をひくようなトレンドワードを入れたり、例え話を使ったりと工夫を重ねました。また、学習効果を高めるために、学生が教え合う場を作ったりもしています。
本学園の教員は皆、学生に対して「何かしてあげたい」という想いを持っています。教員は学生の相談に親身に乗り、まるで親のように接しています。それが本学園の魅力だと思います。学生が教員に相談するのは、どうしても話を聞いてほしい時。私自身、業務で忙しくても、丁寧に対応するように心掛けています。授業中も教壇からではなく、皆が座っているところを回って教えるようにしています。また、雑談しながら学生との距離を近づけるようにし、心を通わせるようにしています。本校は明るく、話しやすい雰囲気があります。
「学生の立場に立って考える」ということを常に心掛けています。これからもそれを忘れずにやっていきたい。医療もITも常に進化しています。だからこそ、医療・IT機器などの展示会に足を運んで最新技術に触れたり、学会に参加したりして、学んだ技術や知識を学生に伝えています。卒業後、医療現場に携わりたいと思っている学生が多く、そんな彼らと共に、学んだことや研究したことを活用して形のあるものを作り上げる「物作り」をしたいと考えています。地道な取り組みが、ゆくゆくは、社会や人の為になるんだと言うことを伝えていきたいです。
「わかりやすく伝える」を心掛けて授業をしています。
日々、運動することを大切にしています。
08:20 | 出勤 メールチェック 本日のスケジュール確認 |
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08:40 | 始業 朝礼 |
09:00 | 午前授業開始 |
11:50 | 午前授業終了 お昼休憩 |
12:40 | 午後授業開始 |
15:30 | 午後授業終了 |
16:00 | 学生と制作中の作品についてミーティング |
17:30 | 終業 |
20:00 | 社会人フットサルサークルで活動 |
22:00 | 帰宅 |
国内外問わず旅行をすることが趣味です。その土地の自然や歴史、食文化などの魅力を自分の肌で感じることができます。非日常の経験もすることができるのでとても楽しいです。仕事とプライベート、OnとOffの切り替えをうまくすることが大事だと思っています。