STORY3
教員は日々勉強 それが自分と教え子の成長につながる
村田 恒 Murata Hisashi
横浜デジタルアーツ専門学校教務部 次長 2007年奉職 芸術研究科修了
美術大学で助手を務めた後、本学園に奉職。奉職1年目より、イラスト含めグラフィックデザイン全般を教える、地域の企業と学生で行う産学連携プロジェクト学習などを担当。現在は、教務部次長として学校・学園運営に携わる。
Story2 高校時代から知る学生が花開く その瞬間を見ると本当にうれしい Story3 学生が成長できる就職先はどこか いつも考えを巡らせている Story4 教え子の立場で考える これからもその姿勢を保ち続ける
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 前職は、美術大学で5年間助手をしていました。そのとき学生たちと向き合う仕事が自分に向いているのではと感じ、任期満了後、31歳で本学園に奉職しました。最初は、「これでは伝わらないのか」「ここまでやるのか」と大学生と専門学校生との違いに戸惑いました。本校では教員が学生に寄り添い、学生とコミュニケーションをとりながら信頼関係を作るようにしています。1年目からずっとグラフィックデザインやメディアリテラシーなどを教えていて、イラストの授業も持っていました。最近は産学連携プロジェクト学習も担当しています。横浜市や企業の方と連携して、デザインで課題を解決することについて指導しています。

 教員は毎年同じことを繰り返しているように思われますが、実はやるべきことが、どんどん変わっていきます。今年うまくいったと思っても、次の年に同じようにやったらうまくいかないこともあります。産学連携プロジェクト学習も最初の2、3年はとても上手くいったので、このままいけば大丈夫と思っていたのですが、次の年からは状況が一変していました。
 学生にとって企業と連携していることは貴重な体験だったのですが、慣れてくるとありがたみがなくなり、同じやりかたではダメなのだと気付きました。時代の流れが早い環境の中で、勉強し続けなきゃいけない。本学園に来て教員って、こんなに勉強し続けなければいけないのだと思いました。しかし、それが自分自身の成長につながるから楽しく感じています。嬉しいと思うのは、卒業生たちが学園に来てくれること。学園祭やOBトークに呼ぶこともありますが、卒業して何年か経ってから「今こんな仕事しています」と聞くと凄く励みになります。在学当時にやっていたことが、間違っていなかったのだと思えます。

 役職が変わり、最近は学校運営、学園運営に関わる仕事のウエイトが上がってきています。非常勤の先生や企業の方、行政の方など、さまざまな人たちの協力を得ながらさらに良い学校にしたいと思っています。具体的には、ミュージシャンやイラストレーターなど、スターになるような学生を育成したいですし、これまで就職実績のない企業に行く学生も増えて欲しいと思っています。
 一方で、自己肯定感が低い学生がどうしてもいます。そういった学生たちの居場所をどうつくるか。社会で役に立つ人材にするには、という事も考えなければいけない。専門学校はトップの学生だけを育てればいいわけではありません、学びたいと思う高校生たちの可能性を、できる限り広げてあげられるところであるべきだと思います。そのためには授業というところだけでなく、学校や本学園の仕組みとしてなにか考えられることはないか、それがこれからの課題だと思います

Q.岩崎学園を一言で表現すると? A.ピザ

授業では、どうやったらより伝わるか、板書のしかたや、プリントの配布タイミングなども気を付けています。

授業後、他の教員と情報共有。学生状況などもこまめにチェックします。

07:00 起床
08:30 出勤 メールのチェック
08:40 始業 朝礼 授業準備
09:00 午前授業
11:50 学食でランチ
13:00 翌日の授業準備等
14:00 教務会議に向けて資料作成
15:30 他の教員と打ち合わせ
16:30 教務会議
17:30 終業
19:00 帰宅して夕食
21:00 趣味の時間

趣味は映画やテレビ鑑賞。つまらない番組も見ていたい。映画も、面白くてもつまらなくてもいい。映画館でその物語に身を投じる瞬間が好きだから。つまらなかったら話のネタになるし、面白かったらそれはいいし。映画体験自体が好きです。時間があれば映画館に行っています。

※インタビューは2020年1月のものです。