STORY3
一期一会。学生との出会いを大切にしたい
鈴木 伸哉 Suzuki Shinya
横浜fカレッジ 業務部 fカレ業務課  課長 1990年奉職 法学部卒
奉職2年目に、岩崎学園博物館担当課に配属。多くの音楽家や音大教授と連携しながら、館内ホールでの音楽イベントの企画・運営等に携わる。奉職12年目から、横浜fカレッジの学生募集担当として、広報物制作やガイダンスでの進路相談、高校訪問、学内外のイベント企画・運営と多岐にわたる業務を担う。
Story2 期待や信頼に応えたい。それだけです。 Story3 学生と企業の「ありがとう」のために全力投球。 Story4 社会人1年目。でも「1年目」に逃げない。
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ファッション、芸術、音楽鑑賞などの生活文化。その中で、博物館の運営と専門学校の広報、全く異なる職種を経験しました。博物館にはホールも併設しており、人々がより気軽に音楽や芸術を楽しめる空間を目指して、音楽家とお客様が交流できるパーティーや若手ピアニストの演奏会などの企画に携わりました。様々な音楽家や音大教授の方々と仕事をしましたが、いい空間をつくるために、どんな些細なことも手を抜かない…そういった彼らの情熱や姿勢に大変刺激を受けましたね。奉職12年目に、横浜fカレッジの広報へ異動。全く異なる業務だけに、最初は正直戸惑いました。実際、異動後3日も経たないうちに高校生にファッション・美容業界について説明していましたけど(笑)。ファッションはもともと好きであったし、マーケット分析などビジネス的な視野を磨ける成長の機会として挑戦したい!そんな想いでした。高校生を惹きつけるプレゼンテーションができるよう、日々教員に業界のことや授業内容、学生の状況などを聞いては、自分の知識にしていきました。学校は、広報と教育と就職指導の三部門が常に一体であることが大事。学校の一体感をつくるその組織の連携も意識して、積極的にコミュニケーションをとりました。ここでは、音楽家とともにいい空間をつくり上げようと奮闘した博物館での経験が活きたかもしれません。

年間を通して、オープンキャンパスや体験イベントに来校してもらうための広報活動を行います。一口に「広報」と言ってもイベントの企画、パンフレットの制作、高校の進路ガイダンスでの学校説明まで、その活動は多岐にわたります。来校してくれた高校生に対しては、本校独自の教育手法を魅力的に伝えるのはもちろん、時には高校生の持ち味や個性を踏まえ、適切な学び方を提案することで高校生のやる気を引き出すのも大切な仕事です。どの業務、どの過程においても、大切にしているのは"高校生の目線"。高校の進路ガイダンスでは、高校生と同じように体育館の床に座って、同じ目線で話をします。伝え方一つとっても、高校生は何に関心があるのか、こう言ったらどういう反応をするのか、と想像を働かせることが大事ですね。そうやってはじめて、高校生から本音を引き出し、一人ひとりにあった対応ができるようになります。

高校生対象のファッションデザインコンテストの運営も手がけます。

広報の仕事が難しいと毎年感じるのは、入学のサイクルは年1回なので、成果は1年かけてのものであること。けれども、1年のプロセスを経て、思い通りに本校の教育的信条が伝えられたときの喜びは大きく、それがこの仕事の醍醐味でもあります。うまくいく年もあれば、厳しい年もありました。そこから学んだのは、「過去の成功は忘れる」。昨年の成果が良かったからといって、同じノウハウでやっても、今年上手くいくとは限らない。社会も高校生の周囲の環境も日々変わっていきます。高校訪問、ガイダンスはもちろん、日常生活のありとあらゆる場面で常にアンテナを張って、世の中の動き、高校生のライフスタイルの変化を把握し、一つ一つの業務に反映させることが大事。長期にわたって良質で健全な学校運営をするという目標に向かって、そのために今何をどうすべきか、日々考え続けています。

先日、アパレル業界に就職した卒業生が学校に来て「高校生のとき鈴木さんと出会わなかったら、大好きなファッションを仕事にできなかった。」と満面の笑みで話してくれました。本当に嬉しかったです。初めて会ったときは進学を諦めかけていた彼が、本校に入ってどんどん自信をつけて、制作や学内イベントに積極的に取り組む姿をずっと見てきましたから。中学生・高校生時代から立派な社会人へと育っていく過程を見守ることができるのは、広報担当ならではの喜びですね。出会った高校生の未来を左右するので、責任はとても大きいです。けれど、こんなに深いありがとうの言葉をもらえる仕事は他にはないと思いますよ。広報の活動には厳しい面もありますが、この仕事を辛いと感じた覚えがないのは、そんな喜びの瞬間が学生の数だけあるからかもしれません。ファッション・美容分野で活躍する卒業生が増えれば、その人自身が幸せになることはもちろん、ますます社会を明るくすることができます。そのためにも、いかに多くの情熱や才能を秘めた高校生を「横浜fカレッジなら!」と期待させるか。一期一会の出会いを大切にしながら、この大きな目標を今日も追いかけます。

Q.岩崎学園を一言で表現すると? A.前進

高校生に学校説明。プレゼンテーション力も日々磨いていきます。

学園の食事会にて。他部署との職員交流も図れます。

07:00 起床
08:30 出勤 メールのチェック
08:40 始業 朝礼 部内ミーティング
09:30 外出
10:30 高校で開催される進路ガイダンスに参加
12:30 進路ガイダンス終了
13:00 高校の帰り、途中の駅ビルのレストランでランチ
15:00 帰社 活動報告・データ入力、分析
16:00 広報企画会議
17:00 翌日の高校ガイダンス用プレゼン資料の準備
17:30 終業
18:00 久々に会う中学時代の友達と飲む
21:00 帰宅

家族で過ごすことが多いです。ドライブが好きで夏には車でいける範囲でキレイな海に行ったりします。息子とシュノーケリングをしたり、途中のお洒落なカフェを見つけては立ち寄ってみたり。綿密な計画を立てずに、行き当たりばったりで行動するので、思わぬ人やお店との出会いがあります。

※インタビューは2013年6月のものです。